魔羅太郎と黒光りZの旅#8

葉巻サイズ

葉巻の色。

こんにちは!魔羅太郎です!

今回は少し戻って、葉巻えらびのお話しです!

葉巻

ダブルリングのオルクーロ(かなり濃い色)のラッパー

 

葉巻の見た目のなかに、ブランドを表すリング(巻いてある綺麗な紙)と葉巻そのものの色がありますよね。

特別な知識もなく選ぶとすれば、吸いきる時間と葉巻の値段は自然と決まって来ると思うんです。

時間と値段はこの範囲。あとはご自由に。と、なった時、何を基準に選ぶのか?

色鮮やかで、デザインも豊富なリングは目を引きます。伝統的なブランドのリングは眺めながら吸っていても満足度は高く、
特別は仕様になると、リングがダブルになっていて、フルオプションの高級車のような贅沢感があります。

この辺りはブランドごとに、また見ていくとして。

葉巻ラッパー色

ラッパー(最後に巻く一枚葉の化粧葉)の色見本

 

葉巻真空パック

湿度を保つために真空パック! これで持ち運びしてます。

 

コロラドマデューロ

色の基準でいうとコロラドですかね。

 

やっぱり、葉巻そのものの色が気になりませんか?
スーパーで野菜を選ぶとき、色が濃い方が美味そうとか思っちゃいますよね!

濃いチョコレート色の葉巻なんか、いかにもコクがありそうで…魔羅太郎も、つい色の濃いものを選んでします!

以前に紙巻きタバコとの違いのの中で、葉巻の構造について少しお話しました。

この外側に巻かれた1枚葉、化粧葉をラッパーと呼びます。ラップのように包んでいるからラッパーですね!

葉巻はワインのように然るべき環境で寝かせることで、葉の中のニコチン成分が分解されてまろやかになります。

長期熟成した葉巻は保存の手間から、高価になります。

先程、お話したダブルリングの中には、エディシオンリミターダ1990(1990年、リミテッドエディション)や、
アネハドス(エイジド、ヴィンテージ)などといったものがあります。

熟成が進めば、葉の色も徐々に変わるのでしょうが、実はあんまり変わりません‪w。

そもそも、この濃い色は植物状態のタバコの葉の中で、上の方で太陽の光をより多く受けた結果なんです。

葉巻

葉の部位による違い

 

お茶っ葉でも、1番摘みとかありますよね。

太陽の光をたくさん受ければ、光合成が進み、濃い緑となり、葉も肉厚になります。

これを乾燥、発酵させると濃いものができるんです。実際、中のフィラー葉のブレンドが同じものを薄色のラッパーと
濃いものでテイスティングしても、個体差程度の味の違いしかないそうです。

どちらかといえば、心理的な要素が大きいということらしいです!ちなみに、日本人は色が濃いものほど好む傾向があり、
欧米の方は薄い色のものを好むらしいです。

葉巻のラッパーの色は、葉巻の世界で決められた基準があります。約6種類から7種類の色が厳密に決められています。

この取り決めは味の違いよりも、箱売り(10本から25本の)をする時に色を合わせるためなんです。

オープンカフェのいい季節

コロラドクラロ

日差しが美しい季節。オープンスペースで楽しむシガーは最高。

 

仕上げにラッパーを巻く時、濃い色の葉の方が肉厚で丈夫なので巻きやすい。ひと昔前の葉巻ブランドは、
自社の巻きの技術を誇示するために上位製品に、あえて破れやすい色の薄いラッパーを採用していたくらいなんです。

最初では、製造する側もコストも安く、巻きやすい厚手の濃い色のラッパーを積極的に使っているようですが。

ちなみに、緑色のラッパーは乾燥前に一度蒸してやることで、乾燥後も色を保つことができます。緑茶と同じですね!

というわけで、これで葉巻のラッパーについて全て説明したことにはなりませんが、
選ぶ際に色は好みで選んでもさほど味わいには変わりがないということでいいと思います!

それでも魔羅太郎はやっぱり、濃いマデューロラッパーが好きです。見た目に美しく、
染み出した油分が艶となっていかにも味わい深そう!に見える!

次回はいよいよ火をつけて、味わう…かと思いきや、まだ吸口をカットするという作業があります‪w。
そのカットについてお話したいと思います!

つづく!

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