魔羅太郎と黒光りZの旅#24

こんにちは!魔羅太郎です!

「スサノオ」と「イタケル」が率いる文明集団は何処からやってきたのでしょうか?

「日本書紀」では「高天原(たかまがはら)」を追われて、朝鮮半島の「新羅(しらぎ)」
にある「曽尸茂梨(そしもり)」に着いた後、日本列島に渡ったとされています。

「神話」的にいうと、スサノオは「天孫(てんそん)」とされているので、「高天原(たかまがはら)」は「神の住むところ」みたいな感じがしますよね。

でも、昔の日本人が使う「大和言葉」では、「天(あま)」も「海(あま)」も同じ「あま」です。つまり、海のむこうを総称して「あま」なんです。

ですから「神話」の「天津神(あまつかみ)」を「天孫(てんそん)」として特別視するのに対して、もともと日本列島にいた神を「国津神(くにつかみ)」と呼んでいます。

「天下る」とか「天からやって来る」というのは現代人の感覚で、「空」からやって来ると感じてしまいがちですが、想像してみてください、古代人にとって、
陸を出て、「空」と「海」を区別する意味があったのか?という感覚。これ、非常に難しいことですけど、船に乗って陸を離れたら、そこは「あま」。まあ、いいです‪w。

『天』、『海』は『あま』です。

 

とにかく、当時の人にとって「天津神(あまつかみ)」は「海から上がってきたスゴいヒト」ってことです。

つまり、海外から文化を持ち込んだ人々ということです。「神レベル」の技術革新があったから、「神」として、「原住民」に崇められたんです。

今の時代でも、いきなり宇宙人がやってきて、環境問題や不治の病を治す技術革新を提供してくれたら、「神!」でしょ?

かんがい土木技術を伴った「水稲農耕」
と「鉄器」は「コメの収穫」を一気に効率化し、爆発的に人口が増加、「薬の知識」や「織布」「建築」の技術などにより、縄文時代の生活が一変したはずです。

 

 

これが、今になって思うと「イイこと」かどうか分からないですけど、子供の生存率が上がり、柔らかくて甘い米がたくさん食べれるようになることを求めることを誰が止められますか‪w?

たとえ、米食べるようになって、「虫歯」が増えようとも、人口増加で、より米を収穫するために条件の良い土地を奪い合うことになっても、
この流れは止められないでしょう。文明ってそういうもんです。

「水」は高いところから、低いところに流れるもんです。宇宙の道理です。

で、その「神」的文明を、スサノオがどこから運んできたのかって言うと、「アラハバキ神」の回でもやった、製鉄先進地域、メソポタミアだろうということです。
「スメル(シュメール)」であり、「バビロニア」であり、「ヒッタイト」や「アッカド」だったわけです。今のところ、最古の文明発症地域です。

ひとつ、面白いハナシがあるんですが、
古代メソポタミアの「シュメール文明」を引継いだ「バビロニア」の時代。

現在のトルコとシリア北部の国境付近に「商業」「文化」「政治」「宗教」の中心都市、「ハッラーン」という街が実在しました。

そして、この「ハッラーン」のある、地域が「タガーマ州」だったんです。
「タガーマ州ハッラーン」。
「タガーマ、ハッラーン」‪w。
ちょっと
「高天原(タカマガハラ)」に聞こえないですか?冗談みたいですけど、興味深いですね。

タガーマ州、『ハラン』もしくは『ハッラーン』

 

面白いので、魔羅太郎はこの説でいきます!スサノオはこのメソポタミアの地でそこそこの血筋の人間だったはずです。

今回はこのへんで、

つづきますっ!

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