魔羅太郎と黒光りZの旅#42

こんにちは! 魔羅太郎です!

いまから、40年ぐらい前、魔羅太郎が小学生の頃、日本の縄文時代は石器時代に毛が生えた程度で「貝塚」と「竪穴式住居」、
「縄文土器」ぐらいの「文化」が芽生えた程度の認識でした。

それが、今は定住集落もあり、農耕もしていた、海洋民族として貿易もしていた、それもその痕跡は1万6千年前にまでさかのぼります。

アメリカ大陸ではDNA鑑定で確認された縄文人の人骨が発見されていますし、縄文人がポリネシア人になり、
さらにはニュージーランドのマオリ族になったという説もあります。

魔羅太郎が子供のころは、「日ユ同祖論」とか、いわゆる「都市伝説」的こじつけとも揶揄される時代でした。

でも、今現在、前述した「説」 は最新の考古学的発見と、生物学的なエビデンス、地政学、文化人類学など、
広い範囲で、しかも世界の学者達が提唱している説なんです。

日本の『ペトログリフ』

一番左側の『楔形文字(くさびがた)』の最古のものが、『ペトログリフ』。

 

日本の学者は、海外の学者が驚くほど、縄文時代の研究に、というか古代日本の研究に消極的で、
前にも取り上げた「ペトログリフ」などは世界レベルの学会で「シュメール」の世界最古といわれる
「シュメール文字」と「同じ」だと盛んに研究されています。

「類似」ではなく、「同じ」だといっているんです。シュメールは教科書レベルでいうと、「世界最古の文明」ですから、
その文字が古代日本にあるということは(それも、数百レベルで見つかっています)、
何らかの人的行き来があったと見るのが普通です。

ペトログリフは世界中で見つかっていますが、日本はその数、質ともに群を抜いています。

日本は、太平洋戦争で負けたことでGHQの統制下、「WGIP」=War Guilty Information Project、つまり「戦争を起こした日本人は悪かった情報計画」
の一環として、古代から1945年までの日本の歴史を「矮小化」して伝えることをされてきたといいます。

魔羅太郎が子供のころは、いわゆる欧米の「アングロサクソン文化」が世界を歴史的に牽引してきたもので、文化的に「独自性」はあるが、
「遅れた民族」というイメージが刷り込まれていたように感じます。

今から1万6千年前と言えば、ちょうど氷河期から「間氷期」(現在も間氷期です)に変わり始めた時期です。
ここから何千年もかけて今の温かさになるわけです。

地球が出来て38億年といわれますが、
何万年と続く氷河期にわずかに訪れる間氷期に生物が繁栄するんだとか。

すべてが氷に閉ざされた世界。スノーボール。

 

地球は「スノーボールアース」とよばれる、ホントに全面「氷」の球になった時期もあるらしいです。

そんな中、日本列島は大陸プレートの真上にあり、火山帯です。その当時、列島は火山で構成されているといっても過言ではありません。
つまり、比較的「温暖」でした。現在より海抜がひくく、大陸とも地続きでしたし、
アリューシャン列島から北回りに東へ進めば、カナダから北米に到達します。

文化的な交流が遺物で確認できます。

 

日本海は閉ざされた海で「海産物」も豊富に採れたでしょう。このような地政学的環境要因から、
氷河期に温暖で過ごしやすい日本列島に世界中から人類が集まって生活していたという説もあります。
これから、研究が進むでしょうが、日本の学閥が協力しないのか、出来ないのか…。

この時にペトログリフが、使われていたなら、氷河期が終わり、より良い世界を夢想した人類が「日本列島」を出て世界に散らばって行った結果、
世界でに、日本で発見されることも不思議ではないのかなと思います。

九州の「幣立神社(へいたて)」では、古代日本から「五色人」が世界に広がったという伝承があります。

魔羅太郎、なんか、日本の文化を誉めそやすような、言い伝えを素直に受け入れられなかったんですが‪w、
「真氷河期」に火山国日本に世界から人類が集まっていたっていうのはあるかもしれないと思います。

真正氷河期に大河流域以前の人類はどこにいたのか?

 

世界三大文明「メソポタミア」「インダス」「エジプト」(これも、なんか古い認識に思えます)はいずれも「大河流域」に起こったことは学校で習いました。
なんとなく、覚えてますか?

「真性氷河期」にはどうだったか?

温暖な時期だから、「河」が生きてくるのであって、凍っていたら意味無くないですか?

それより、「活火山の麓」のとにかく「暖かい」。「富士の裾野」に王朝があったとか、「阿蘇山」の周りに文明が起きたとか、ありそうですよね?

そもそも、日本は「暖かかった」上に、海も近く、移動に便利で食べ物も豊富な肥沃な島ですから。

三大文明のように、ときどき、氾濫を起こす河によって、肥沃な大地が得られる…とかいうなら、もっと時代を遡り、
寒い時期に「縄文文明」が花開いていても不思議はないんじゃないでしょうか。

 

日本の文化から見ると、「日本から文明が広がった」というのは「ハテナ」てすけど、「氷河期」を頭に入れると、
途端に「日本に人類が一時的に集まり、温暖化してふたたび拡散していった」というのはあるように思えてくるんですよね。

太平洋の火山帯で、大陸から行き来しやすいのは「日本列島」ですし、寒い寒い氷河期に少しでも太陽を欲すれば「東」に向かうんじゃないですか?

だから、「日本の神々」は「日」や「火」の神また、「海」=「移動」の神も多いんじゃないですか?

なんで、こんな話をするかというと、
スサノオを初めとする日本の神々の国づくりに関係があると思うからなんです。

つづきますっ!

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