魔羅太郎と黒光りZの旅 #74

こんにちは!魔羅太郎です!

 

縄文人遺跡分布図

 

1万6000年前、つまり1万4000年続いた縄文時代。その長さから日本全国で、9万箇所も縄文遺跡が見つかっています。

日本国内の学校では、相変わらず縄文【時代】と教えていますが、この呼び方、実は太平洋戦争敗戦後、
GHQが日本の教科書に手を加えたことに始まっています。

 

戦前は縄文、弥生の時代を「神代(かみよ)」の時代としてきました。陰謀論的な話になりますが、日本の弱体化を計るためにしたといいます。
それほどにこの時代、分かってる人には重要な時代なんでしょうね。
このような、操作をした理由としてもっと現実的な事実があります。

世界的には、最古の文明はメソポタミアのシュメール文明。新石器時代もシュメールが最古とされ8000年前とされています。

新石器時代とは、打製石器だけでなく、磨製石器(ませいせっき)、つまり磨いて、目的に合わせた道具を発明した段階を示します。
これは考古学界では世界の基準です。
先程、シュメールでは8000年前に新石器時代=人類最古言いましたが、実は日本では群馬県の岩宿遺跡で、3万年前の「磨製石器」を発掘されています。

 

世界最古と言われるシュメールで8000年前、日本ではその1万2000年前に石器を研磨加工し、道具を発明して使っていたことになります。

西欧中心とした学会の常識とはかけ離れてしまうため、「縄文時代、弥生時代」という分類を「作った」といわれています。
先ほどの戦後の教科書で何故、古代日本の呼び名を変えてしまったのか、という現実的な理由です。
今に繋がる世界文明はギリシャやエジプトから始まり、それを発展させたのはヨーロッパ=戦勝国のリーダーなのだという主張です。
そして、日本の学会もそれに歩調を合わせ、縄文の研究にはお金が出ない、学会での出世に繋がらないなど、未発展なまま現在に至っています。

つづきますっ!

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