魔羅太郎と黒光りZの旅#13

日本の古代史は謎だらけ‼

こんにちは!魔羅太郎です!

バイク

先日、伊勢方面に神社ツーリングしてきました。後々紹介していくつもりです!

 

神社の話から、ずいぶんハナシが飛躍しましたが、なんでこんなハナシになったのか、いっかいまとめてみましょう!

まず、日本の歴史なんですが、誤解を恐れずに言いますと謎だらけなんです!

なんで、謎が多いのか?

そもそも、現代人は小学校から世界地図を見てますけど、古代世界には国境の概念すらありません。パスポートもありません‪w

国よりも民族の概念が強かった。
ここで言う民族とは、同じ文化圏ってことです。同じ言葉、衣装、風俗などが同じ人達って意味です。

民族戦争

ヨーロッパから中東地域にかけて戦乱は絶えない

戦争

中央アジアにかけてはこんな感じ

 

地中海ヨーロッパから、アジア一帯の大陸は民族がうじゃうじゃいて、しょっちゅう戦をしてました。
まだ、国という概念すらなかったので、交渉や政策など意味のない時代です。

農耕民族同士の土地の奪い合いから、農耕民族の食料や資産を奪う遊牧民族や騎馬民族。巨大な山賊集団みたいなもんです。

そういう輩から、人や暮らしを守るために城壁で囲った城塞都市が国みたいなもんでした。もちろん、人や暮らしはその城塞都市の支配者の資産です。王族以外のものは王族のためにあるのが古代王朝ですからね。

このように大陸では、頻繁に都市や国家どうしの戦争、もしくは、一方的な侵略が行われていました。

古代では、侵略を受けた人達は皆、侵略者側の奴隷となって働かされます。
また、侵略された側の権力者は、逃れた残存勢力の反乱をひき起こすトリガーとなるため、必ず殺されました。

戦争

民族は違えど、こんなことが現代より頻繫に起こっていた

 

その時代、王統=血統でしたから、前王の血統は根絶やしにされたんです。
これは、侵略以外にも同じ国内で起こるクーデターでも言えることです。

そう考えると、日本の天皇家って、朝廷時代の権力争い、その後、武士に権力が移っても、ずーっと続いてる(ことになってる)ってすごいことなんです!

魔羅太郎は、日本の歴史のなかで、天皇家を潰して自分が王になろうとした人物は3人だけだと思ってます。

ひとりは「平将門」。
関八州の「新皇」を名乗りました。
討伐で、さらし首です。

平将門

 

誤解しないで欲しいのは、将門が反目した大和朝廷はそこそこの規模だったけど、その時代、他にも王朝はあったと思います。今の天皇家に繋がる朝廷はそのひとつに過ぎなかったんです。

二人目は、「足利義満」。
この人は、マジもんに日本の大王になる気満々でした!

これまで途絶えていた中国=明(みん)との交易を再開し、「日本国王」の称号をもらっていました。
これで対外的には、義満は日本の王ということになります。

足利義満

 

さらに自分の子どもを天皇にする計画も、ほぼ実現するところまで行きました。
しかし、直前で病に倒れ、わずか五日で亡くなっています。おそらく、暗⚫ですよね。

万世一系という天皇制を守ろうとした、何者かの犯行だとおもいます。

足利義満の場合は正確には自分が天皇の父=上皇になる、つまり天皇制を無くすつもりはなかったということです。

三人目は、「織田信長」。
天皇家とは良好な関係を保ってましたが、安土桃山城の天主(安土城の天主は天守じゃないんですよ)の横に、

低い建物で天皇の屋敷が用意されてた様なので、

いずれ飲み込むつもりだったはずです。

天主=でうす=ゼウス ですからね!

これは、当時の宣教師が和訳した聖書の中に、ゼウスを天主と表記していたので、間違いなく信長はゼウスを意識して、天守を天主としたんです。

織田信長

 

信長はヨーロッパ世界の神の名で自分を表現したんです。
スケール、レベちですからね‪w!

でも、暗⚫されましたね。

ハナシを戻すと、

世界では、王統の交替では、必ず血統の断絶が行われる。この世界史の常識に天皇家は当てはまらないんです。

これはなぜかというと、主に2つの理由があります。

ひとつは、万世一系を守るために歴史書を改ざんすること。
神様から授けられた王権。これが、天皇家の権威の全てですから、何がなんでも血統が続いてることにする。

ふたつめは、天皇は武力を持たない王なんです。祭司王=シャーマンの王なので、のちに武士の政権ができたあとも、

実質、将軍が日本の王と言ってもいいのに、天皇の権威はなくならない。

将軍=征夷大将軍の位は、天皇から授けられるもの。武士の中でテッペン獲っても将軍にはなれないんです。

天皇の権威は武力とは無縁で、これに刃向かうものは「逆賊」と呼ばれ、全国から討伐の対象となった。
討ち取ったものが「官軍」ですからね。
勝てば「官軍」です。

天皇家を潰すより、天皇家に全国統一を認めてもらえば、それに反対するものは「逆賊」となる。

このシステムを上手く利用した方が支配者にとってトクですよね。

これは、天皇の権威は神と同一だという共通認識があるからです。
この共通認識は天皇家が神話の時代から続いている(ことになってる)から意味があるわけです。

これが日本の歴史が謎だらけになる
原因のひとつです。

これも後回しです‪w。

さらに話は縄文時代にもどります。

大陸では帰るところを失った戦争難民や、支配から逃れてきた人、その中には生き延びた王族なんかもいたに違いありません。

そういう人たちは、大陸内ではどこへ行っても平和な生活など望めない。民族間の争いが耐えない時代ですから。

騎馬民族はそもそも国の概念はなかったんです

遊牧民

遊牧民族であり騎馬民族

 

王族の生き残りは、捕らえられて売られる可能性だってある。ま、ふつうの難民も奴隷として扱われるしかないでしょう。

絶望ですよね。

でも、その人達は、こんなウワサを耳にします。

『東の果て、海の向こうに水と森林豊かな、国家間の争いなどとは無縁の生活をしている島がある…。』

今回はここまでにしときます!

神社から歴史の説明の、さらに前置きがこんなことになってしまいました‪w!

つづきますっ!

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