こんにちは!魔羅太郎です!
人類歴史上、過去1万年のうち、最も大規模な火山噴火だったと言われる、鬼界カルデラ大噴火。
まるで、ノアの大洪水のように日本列島から人の生活を一掃するような災害でした。
7300年前の出来事です。
偶然かは分かりませんが、同じ7300年前に、今の中国に「長江文明」が誕生。「黄河文明」より古いとされ、
この長江文明の特徴は「竪穴式住居」に住み、武器を持たなかったこと。
縄文人の生活習慣と似てますね。
近代中国では、混乱が続き、遺跡発掘が滞ったことで黄河文明が最古とされてきました。しかし、
遺跡発掘が進むと長江文明の方が早期に起こっていたことがわかってきました。
ちなみに、平成天皇が譲位するときに行われた儀式、「太占(ふとまに)」は、
長江文明由来の「殷(いん)」でも行われており、逆に「殷」以降の中国ではおこなわれていません。
また、古代中国の古文書、「契丹古伝」には「殷は倭なり」と記されています。
さらに、同じ7300年前に、メソポタミア、今のイラク南部に「シュメール文明」が誕生しました。
日本語の特異性はよく言われることですが、「シュメール語」も!以前紹介したとおり、
「てにおは」など「助詞」を単語の後ろにつける「膠着語(こうちゃくご)」とよばれる特徴があります。
「シュメール語」が不思議なのは、同じ時代イラク南部の他の地域で使われていた言語とまったく類似性が認められないところです。
そして、有名なシュメールの「菊花紋」に三種の神器。日本の三種の神器は「草薙剣」「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」で、
シュメールの三種の神器は「剣」「鏡」「首飾」なんです。
鬼界カルデラの噴火により、日本列島で人が生活出来なくなった、7300年前。まったく同じ時期に、
周辺とは類似性のない独自の文明が誕生している事実。これをただの偶然と捉えて、調べもしないのは科学的とは言えません。
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