悩殺ポーズ

 

びしょびしょです!

最近体調を壊していたので

休日はもっぱら横たわりながら意識をとばしていました…(´-`).。oO

 

そこで考えていたのですが、

「悩殺」は なぜ官能的なシチュエーションでしか使われない言葉なんでしょうか?

それぞれの漢字が全く助平由来でないので不思議です。

 

まず意味ですが悩殺」は、

相手を夢中にさせて理性を失わせるほど魅了することを指します。

特に、性的・官能魅力によって相手メロメロするニュアンス強い言葉です。

 

 

語源・成り立ち

悩殺」熟語で、それぞれ漢字意味から構成ています。

漢字 意味
悩  乱す、わせ
殺  殺す、またはしく圧倒する(比喩的)

つまり、相手て“殺す”ほどわせる=

理性正気吹き飛ばすほど魅了するという、やや誇張・比喩表現なります。

もともと中国由来漢語あり、日本では

大正〜昭和初期モダン文化映画雑誌など流行よう使われるようなり

たとえば昭和は、女優踊り子、ホステスなど紹介

悩殺ポーズ」などという表現定番ていした。

 

◆現代感覚

現代ではやや古風・誇張気味表現感じられるため、日常会話より広告コピーエンタメ文脈使われること多いです。

しかしこの「悩殺」、

なぜ官能的・性的シチュエーション限定やすい

◆理由①:「殺」持つ誇張表現が「官能」相性

殺」もともと物理奪う意味持ちますが、比喩使う

  • 奪う

  • 正気わせ

  • 抵抗できないほど圧倒れる

といったニュアンスなります。

この「圧倒的ない魅力という表現が、当時広告芸能文脈で「官能魅力」結びつけすかです。

 

◆理由②:大衆文化メディア性的魅力結びつけ定着

大正〜昭和初期頃、映画・宝塚・ストリップ・雑誌など世界では

女性色気」や「男性惑わす魅力」表現する言葉求めおり、

悩殺ポーズ」悩殺スマイル」悩殺美人」といったで、

美貌色気によって相手メロメロさせる文脈定着ていした。

つまり、「悩殺=色気表現」というイメージメディアによって固定です。

 

◆理由③:他のジャンルでは「悩殺」不自然なりやすい

たとえば「悩殺ラーメン」「悩殺セール」という表現面白ありますが、

れるほど魅了た」という文脈味覚・価格・機能などやや結びつきにくいため、

自然表現として定着しづ考えます。

 

悩殺=官能的」背景は、言葉自体誇張と、

大衆メディア作りした性的魅力演出、ジャンル適用あり、結果色気した表現としてるようです◎

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