EDひっぷのたたかい

私はEDひっぷ。最近、どうにも奇妙なことが続いている。仕事中にふと意識を乗っ取られるような感覚に襲われるのだ。気が付くと、ほんの数十秒間の記憶がすっぽり抜け落ちている。周囲から見れば、ただボーッとして居眠りでもしているように見えるのかもしれない。だが断じて違う。自分の中では確かに、何者かに意識を持っていかれる感覚がある。

これはきっと霊的な干渉か、あるいは目に見えぬ電磁波の影響なのではないか、と私は考えている。そんな不思議な現象を隣の席の「びしょびしょ」に熱心に語ってみたのだが、彼女は無反応。冷酷なほど無関心で、まるで私の言葉が空気に溶けてしまったかのようだった。人は理解できないことには蓋をしてしまうものらしい。

それでも、私にとってはただの居眠りで片付けられる問題ではない。毎日の業務の裏側で、私は確かに何者かと戦っている。見えない力に抗いながら、意識を繋ぎ止める。そんな小さな戦いが、私の一日の大半を占めているのだ。職場の喧騒の中、パソコンの画面を前にして、誰も知らない“裏の戦場”がここにはある。今日もEDひっぷは、見えぬ敵と静かに格闘し続けている。

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