胸糞漫画を読んだ

 

びしょびしょです!

私はなぜかいつも疲弊しているので休みの日は頭をつかえません!(^^)!

そのため集中力も欠如しており、漫画やアニメ、映画などを嗜むのが少し苦手です。

 

しかし根が暗いので胸糞の悪い漫画だけはめっちゃ好き ということで

最近『徒花』という漫画を読みました。

 

 

気持ちいいくらい鬱気分になりました‼し、めちゃくちゃ泣きました(*_*)

広告で見たことある人もいるんじゃないかなと思いますが

あれはなんとエロ漫画ではなく鬱漫画の広告なんですよ(広告がエロ漫画っぽい)

 

本当に良い作品なのでぜひ読んでほしいです、

新鮮な気持ちで漫画が読めなくなるので今回のブログはもはや見てほしくないです!!!

 

 

 

メインキャラのマコとミヅキを取り囲むヒューマンサスペンスで

とりあえず、まともな人物はほとんど出てきません。

ざっくり言うと親友のマコが下衆な男達のせいで不憫な目に遭い続け、

主人公のミヅキがマコを救いたい、復讐したいと試行錯誤するといった感じで

叔父の過酷なセクハラとサイコパス元彼からの脅迫がもう見てられません。

 

 

胸糞漫画を読むときというのは、胸糞悪くなりたいという欲求とは裏腹に

「これ以上酷い目に遭わせないであげて!」と切に願ってしまうものです。

2人の純真無垢さが、より一層その気持ちを強くさせます(´-`)

しかしその願いも空しく、

もう死以外の救済無いだろってところまでマコが叩きのめされるのがやるせない。

 

 

素直で健気なマコがとにかくすごく可愛いのですが、(↑このシーン可愛すぎて一番スキ)

その愛らしさが地獄みたいな情景とのギャップになっているように思います。

家族に恵まれず、恋人に恵まれず、

クラスメイトとは仲は良いものの、貧しいからかうっすら見下されており

少しずつ尊厳を奪われて追い込まれていく様子にかなり心がすり減るので

本当にミヅキ頼むぞ…という気持ちが強くなります。

 

 

こんなやり切れない悲しい話をここまで惹きつけて読ませる画力と細部に渡る構成力が素晴らしく

最終的には完璧な勝利ではなくリスクを背負いながらの最善、だったのがリアルです。

ただ復讐と言っても他の漫画のような爽快でスーパーなものではなく、現実社会での限界に近い状態で描かれています。

 

上・中・下の3巻で完結して読みやすいので、ぜひお手に取ってみてほしいです!

 

 

 

 

 

 

 

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