祈年祭(きねんさい、としごいのまつり)は、毎年2月17日に全国の神社で五穀豊穣や国家安泰を祈願する春の重要な祭典です。春の耕作始めにあたり、秋の収穫に感謝する11月の「新嘗祭」と対になるお祭りであり、古くは飛鳥時代に起源を持つ伝統的な神事です。

祈年祭の概要
- 別名・別読み: としごいのまつり(「とし」は稲・稲穂の美称、「こい」は祈り)。
- 日程: 毎年2月17日(明治以降)。
- 目的: 稲の豊作、産業発展、国の繁栄、皇室の安泰、国民の幸福を祈る。
- 特徴: 宮中三殿の賢所でも天皇陛下により御親拝が行われ、伊勢神宮では勅使が幣帛を奉る奉幣の儀が行われます。
- 内容: 神に「大御饌(おおみけ)」と呼ばれる食事をお供えし、祈りを捧げます。
祈年祭と新嘗祭
- 祈年祭(春): 2月17日。一年の豊作を祈る(「祈」)。
- 新嘗祭(秋): 11月23日。収穫に感謝する(「新」)。
この祭りは、日本古来の農業信仰に基づいており、五穀豊穣だけでなく現代では全産業の発展も祈願されています。



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