EDひっぷの日常

この度、会社で席替えがありました。

席替えの話が出た時、EDひっぷの頭に真っ先に浮かんだのは、仕事へのやる気でも新鮮な気持ちでもなく、「さて、どこが当たり席なのか」という極めて現実的な問題でした。

学生の頃の席替えは、誰の近くになるかで一喜一憂する一大イベントでしたが、大人の席替えは少し違います。空調の風は直撃しないか、電話の音はうるさくないか、妙に話しかけてくる人の近くではないか。実に地味で、実に切実です。

もちろんEDひっぷも表向きは「どこでも大丈夫です」という、落ち着いた大人の顔をしていました。ですが内心では、できるだけ静かで、できるだけ快適で、できるだけ余計な刺激の少ない席を巡って、かなり真剣に考えていたのです。

そして実際に席替えは終わりました。

結果としては、特別うれしいわけでもなく、かといって落ち込むほどでもなく、実に普通でした。あれだけあれこれ考えていたにもかかわらず、いざ座ってみると、仕事をすることに何も変わりはありません。

つまりEDひっぷは気づいたのです。
結局、どこでもよかったのです。

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