こんにちは!魔羅太郎です!
前回の日本のGTカーにつづいて、これはGTと呼べるかはわからない
ですけれども、トヨタのスポーツカー、スープラのコンセプトイラストとともに
トヨタのスポーツカーについて、ちょこっとお話していこうと思います。
トヨタのスポーツカーといえば、1965年発表のトヨタ・2000GTです。
名前がGTですから、GTですよね。
60年代後半のクルマが一番カッコよかった時代、
ロングノーズ&ショートデッキの典型的FRクーペ。
当時公開された、映画『007(007は二度死ぬ)』の中でボンドカー
にも起用されて話題になりました。
ジェームスボンドのような成熟した男性が一人、イングランドのカントリーロード
を疾走する姿が似合います。そうそう、2000GTは車格というか、全体の
プロポーションが、当時の一般的な日本車と比較しても外車っぽかった。
大柄な、欧米人とスクリーンの中で引けを取らない国産車でした。
もっとも、トヨタは2000GTの精算には乗り気でなかったという説もあり、
実際に開発生産はヤマハが行っていた。ウッドの内装などは、欧米のような
クルマ用のノウハウがないため、ヤマハの木製楽器の製作技術が活かされています。
その後、トヨタはKPスターレット、初代レビン・トレノなど、若者向けの入門
スポーツクーペを生産しました。直列4気筒のFR、クルマ的にはもっとも
ドライビングが面白いクラスです。そしてそのステップアップ車種となるのが、
セリカでした。スポーツカーというよりスペシャルティーカーという立ち位置で
しょうか。
アメリカン・マッスルカーをそのまま小さくしたようなプロポーション(幅が圧倒的
に違うのでなかなか難しいですが)で、クーペとLB(リフトバック)と呼ばれる
なだらかなハッチを持つ2スタイルがあり、ボディを選ぶことが出来ました。
リフトバックがアメ車っぽくて人気だったようです。
80年代に入って、セリカもスペシャルティーカーから人気があったトレノのお兄さん的な
車種へ路線変更しました。アメリカ向けのワイドボディに直6ターボの、セリカXXとなり、
後の70スープラになります。エンジンは直ツインターボになりワイド&ロングなシルエット、
先代からのリトラクタブルヘッドライトがかっこよかった。
80スープラになりよりスポーツよりになったのは、バブル時代の他社のラインナップをみれば
納得です。日産はR32GTR,マツダはFD型RV-7、ホンダはNSX,などなど。
さて、今回のコンセプトは2000GTやスープラのデザインアイコンを取り入れてみました。
電動化するにあたり、ボディ後半にバッテリー、メインモーターを集中させることでリア寄りの
重量配分にすることで、これまでのエレクトリックカーにない運転感覚に挑戦しています。
90スープラでは、オープン2シーターのBMWとプラットホームを共有しているために、
2シーターとなってしまいましたが、遣い勝手でいったら後席があると、ないとでは全然ちがいます。
トヨタのGTコンセプト!
このコンセプトデザインは、電動化することで、シルエットは往年のクルマに近くても、大人4人がしっかり座れるキャビンが
成立すると設定してみました。フロントはエンジンが無いので、今までのどんなFRよりもボンネット高が
低くなり、前方の視界が良くなっているはずです。
AIジェネレーターに『夜のルート66を疾走している』とprompt入力しましたら、ボディサイドに
州警察のポリスカーらしき、赤と青のパトランプの反射光が写り込んだ画像が生成されました。
AIが先のpromptから何を読み取ったかは分かりませんが、クルマ好きのアメリカの警察官が、
初めて見るスポーツカーが制限速度を大幅に超えて、かっとんで行くのを、サムアップで見送っている
光景が脳裏に浮かびました。
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