こんにちは!
魔羅太郎です!
マツダのロータリーが注目されていますね、、
レンジエクステンダー型ハイブリッド(エンジンを発電のみに使う。駆動はモーターのみ)
がコンパクトで回転効率の高いロータリーは発電用エンジンにぴったり、というお話を
以前にこのブログでも紹介しました。
逆に、ロータリーエンジンの弱点て、
低回転のトルクの細さなんですよね。
運転していて、いざというときのトルクのツキが弱いんです。
魔羅太郎30年ほど前に、FC3S型・サバンナRX-7に乗ってました。
当時は車検対応の改装パーツなど皆無でした。
車高を落とすにも、車高調(車高調節式ダンパー)なんてないので、
スプリングをぶった切って、ダンパー底突きで乗ってましたね、、
マフラーも触媒の無いスチール直管でした。
ロータリーは音も良くないし、マフラー径があがると
ただでさえ細いトルクが、スカスカになってしまうんですが、、
見た目だけの『湾岸仕様』でイキがってました、、
そんな乗り方で、マツダも言われたくないと思いますが、
RX-7って、トルク感が無いんですよね、、
『トルクのツキ』というのは、例えばアクセルを開けた瞬間に
リアタイヤ(駆動輪)が路面を噛む感触ですかね、、
バイクに乗る人でしたら、この感じが分かると思うんですが、
この感じがあると、リアのグリップを感じながら旋回・加速を
同時にできるんです。いいクルマは、開ければあけるほど安定しながら
加速していくんです。この時にタイヤグリップには限界がありますから、
グリップ限界をこえたときに、スピンモードになってしまいます。この
回転で馬力を稼ぐタイプのロータリーは、低回転でトルクが出にくいんです。
馬力が生きるのは最高速、トルクは加速に有効です。
低速から立ち上がりにツキが悪いのは、低回転からトルクが出ないからです。
このロータリーエンジンの弱点をカバーするのが、ハイブリッドによるモーターの
力です。モーターはゼロ発進から最大トルクがでますので、低速にぴったり。
高回転領域はギア比を高くしたエンジンの方が効率がいいので、
高速側で伸びるロータリーは異次元のドライビング体験になりそうです、、
実際、低速トルクのないロータリーの魅力は、際限なく伸びるような
高速域での加速なんです。大排気量のエンジンのように後ろから押されるような
加速ではなく、吸い込まれるような、落ちていくような加速感、、
コンパクトなエンジンは、バッテリーと併せても軽量。
トヨタが開発する乾式リチウムはさらに軽量、高効率です。
ポルシェのようにターボのタービンにモーターを仕込んで、
ターボラグや、過給圧を調整したり、逆に回生するシステムは
圧縮比の小さいロータリーエンジンと非常に相性がいいターボと言えます。
ロータリーハイブリッドのピュアスポーツ!
機械的な制御では限界があった、ロータリーエンジン。
相反する特性を、モーターとミックスすることで、高次元で
解決することができる時代です。
ロータリーの良さが活かせる時代になった、そんな気がします。
今回は、新型ハイブリッド・ロータリースポーツです。
あまり大きくないサイズで、軽量なピュアスポーツをイメージしました。
値段は800万超えちゃいそうですね、、
海外との所得差何とかしてほしいですね、、ホントに、
つづきますっ!
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