こんにちは!魔羅太郎です!
先日、なま次郎とシガー楽しんできたので、ひさしぶりに葉巻の写真乗っけます。
さて、ここまでハナシが横道にそれまくってしまったので、1回流れをまとめましょう!
1万4000年続いた縄文時代。最近の研究でわかった事は、従来の狩猟採集社会だった以上に、海洋交易経済が盛んだったってことです。
縄文時代の三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき・青森県)で見つかった縄文土器と同様のものが、インドネシア地域や、
太平洋を超えたニカラグアなどで発見されています。
似てるだけでなく、土器に使われた「土」の組成が、南米にはなく、日本の青森県特有のものだったんです。
これは縄文人が、想像以上に広く海洋交易を行っていたことを示唆しています。
それを裏付ける発見も相次いでいます。
長らく、古代日本には漢字が入ってくるまで、話し言葉(大和言葉)はあっても、書き文字がなかったと言われています。
神代文字やヲシテ文字、カタカムナなど、古代日本が漢字以前から使っていた独自の文字があったともいわれていますが、
いわゆる公式のアカデミズムではまともに研究もされていません。
しかし、最近ではこれらの文字に、海外の学者が注目していて、古代シュメール(スメル)文明の文字と酷似しているといいます。
これを、前回の「アラハバキ」とあわせて考えると、縄文時代に中東の古代文明が、広範な海洋交易によって日本に運ばれていた可能性があるということです。
モノの行き来があれば、ヒトも入って来る、それに伴って技術も入って来るはずです。自分のところで「青銅」や「鉄器」が作れれば、
買い付けるよりコストがかからないからです。これは道理ですよね。
教科書には載らない歴史観ですが、魔羅太郎はこっちを取ります。複数の仮説が存在するとき、「もっとも単純なものが、もっとも真実に近い。」
これは「オッカムの剃刀(かみそり)」という思索手法ですが、この場合は「生き物は好奇心を持って生まれ、人間はさらに想像力を持ち、
環境とシステムは効率的に収束して行く」ということです。かえって、ややこしいこと言ってしまいましたw。
中世では、ヨーロッパが植民地支配を盛んに行って、科学や、生物学、医学、歴史などをヨーロッパが牽引してきたような考えが常識とされて来ました。
でも、最近では考古学も遺跡発掘がグローバル化して、この常識を覆す発見が相次いでいます。
教科書に載っていた、コロンブスたちの新大陸発見より、遥か前に、アジアの海洋民族やバイキングがアメリカ大陸や南極大陸に上陸していたことがわかってきました。
昔の人々は、現代人より自由でエネルギッシュだったんです。
日本人とシュメール文明の繋がりを匂わせる、話にこんなのもあります。
「シュメール」は戦後GHQが、日本に入ってくるまで、歴史学会では「スメル」と呼んでいました。
「スメル」の方が実際の発音に近いそうです。じゃあ、なんで「シュメール」になっちゃったんでしょうか?
「天皇」という、呼び名は明治政府以降一般的になった呼び名で、それまでは「上(かみ)」や「大王(おおきみ)」、「スメラミコト」という言葉が使われていたんです。
「スメラミコト」は「統べる(すべる)」と「命・尊(みこと)」=尊称を合わせたものという説が一般的です。
ちなみに、プレアデス星団は「昴(すばる)」っていいますけど、「スバル」は「統ばる」ですからね。
戦前の歴史研究では、「スメラ」は「スメル(シュメール)」の、「ミコト」はヘブライ語で「ミガッド」=「聖なる」とか「尊い」とかの転訛だとか、
「ミ・ガド」=「ガド族」とか(これは帝=ミカドの語源とも。)、いろんな説があって、日本とシュメールに端を発するバビロニアやイスラエルとの関係を唱える学者もいました。
「ガド族」はイスラエルの離散した十二支族のひとつです。また、どっかでやるかもしれませんw。
これは天皇中心の国家体制を強化するためと、欧米列強と伍していくための「権威付け」のための説だともいわれていますから、
日本人を高等民族としたい当時の軍部のでっち上げ説と言えなくもありません。
ただ、GHQのマッカーサーはこの「スメル」のことを「シュメール」と呼ぶように、これ以降、全ての歴史書の表記を「シュメール」にするよう命じたんです。
「スメル」というコトバが日本と関係あるとすると、日本人が特別であるという強いナショナリズムの元になり、また欧米社会の脅威の種火になると思ったのか…。
マッカーサーは日本に着いてすぐに、「伊勢神宮」と「大仙古墳(仁徳天皇陵)」を徹底的に調べています。
これは、戦場での日本人の精神性のナゾ(欧米人には「特攻」や「強い自己犠牲」が理解不可能だった)を解くためだったといわれています。
「自己犠牲=サクリファイス(Sacrifice)」はキリスト教ではもっとも「価値のある生き方」と言われています。また、逸れそうなのでもどりますけどw。
マッカーサーは日本に来た時、「天皇」は戦犯にする気満々だったらしいですが、
この調査の後、その思いは180°転換し、「天皇」を残すことになりました。
このせいで、マッカーサーは「天皇」を許したことを咎められ、自国での晩年は不遇だったらしいです。そこまでしたマッカーサーが、「スメル」の使用を禁止した…。
なんか、重要な意味がある気がしませんか?本来の発音は「スメル」の方が近いのにです。ちなみに、中国のことは「支那(しな)」と呼んでいましたが、
「中華人民共和国」「中国」と呼ぶように命じたのもこのころです。
世界で、中国を「チャイナ」と呼んでいるのに、日本だけは「中国」。「支那」の方が、国際的な発音ですよね。魔羅太郎のおじいちゃんも「支那」って言ってました。
日中戦争に行った人でしたからね。まあ、いいですけど。
あれ、また前置きで終わりましたね
w。
これまで、縄文時代の中期から末期に、メソポタミア文明の伊吹が、日本列島に入ってきていたってコトが無くもないというハナシを延々、複数回にわたって載せて来ました。
これがないと、日本神話がおとぎ話に終わってしまうからです。
全国に祀られる「スサノオ」がおとぎ話のヒトなのか、実在したヒトなのか。
次はそこからいきます!
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