こんにちは!魔羅太郎です!
これまでこのブログでも、日本のルーツを紐解くために重要な縄文文明について何度か取り上げました。
その中でも紹介した、「鬼界カルデラ」の大噴火があります。
カルデラ噴火というのは、通常の噴火とは規模が違います。
九州の「阿蘇山」もカルデラ火山の一つですが、いま阿蘇山がカルデラ噴火を起こしたら、大阪で50センチ、
青森で10センチの火山灰が降り注ぐと予想されています。
ご存知のように火山灰は雪のように溶けないので、雨が降ったら、重さでほとんどの家屋は倒壊します。
道路は火山灰で滑りますから!物流もストップ、成層圏までとどく火山灰で日光は遮られ気温は急低下します。
鬼界カルデラは阿蘇山より大きな火山ですから、噴火当時の日本がどのようになったか想像して頂けると思います。
去年、トンガで海底火山の噴火げありましたが、鬼界カルデラの噴火規模はトンガの「100倍超」だそうです。
この超巨大噴火は、現在から約7300年前に発生しました。過去1万年の地球の歴史でも最大で、火口に近い九州はもちろん、
東北まで火山灰につつまれ、縄文文明を終わらせた、滅んだとも言われています。日本に生活するところがなくなってしまったんです。
森林や海に火山灰がつもり、元の状態に戻るまで200年かかったといわれています。山の森林や、海で食料の多くを得ていた縄文人にとって日本は200年以上、
人の住めない土地になってしまいました。生き残った縄文人のうち、一部の人々は日本に残り、被害の少ない地域で生活をつづけたかもしれません。
しかし、多くの縄文人が生活のために、日本を出たと考えられます。
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