こんにちは!魔羅太郎です!
みなさんは、フランスのスポーツカー、
アルピーヌを知ってますか?
フランスは、F1やル・マンでは、ルノーやプジョー、
ラリーでは、シトロエンが有名ですね。
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1973年に創設されたWRCの開幕戦となったラリー・モンテカルロでは、「A110 1800S」で表彰台を独占。アルピーヌはその年、WRCの初代マニュファクチャラーズチャンピオンに輝いている。
フランス車には、ドイツや、英国、イタリアなど高級車がない
ので(エットーレ・ブガッティがりありますが、戦前のメーカーで
量産メーカーだったことも無いのでここでは除外します)、
自動車大国というイメージはないと思いますが、
モータースポーツが大好きな国です。
車を作ったのはドイツ人ですが、クルマを現在の仕組みに
育て上げたのは、フランスのルノーです。
この、ルノーと関係の深い、チューニングメーカーがアルピーヌ
であり、イタリアのフィアットとアバルトの関係に似ています。
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1973年、アルピーヌは経営不振によりルノー傘下に入り、その後ブランドは一旦途絶えたが、2017年に復活、過去の名前と同じA110を発表した。日本でも2018年に販売を開始している。
最近もルノーF1から、アルピーヌF1に名称変更したり、
新型アルピーヌA110が発売されました。
ルノーはアルピーヌをスポーツ部門として
再ブランディングしているようです。
初代アルピーヌは1962年に発表されたA110(厳密には1955年
A106)で、まだオンロード4WDが無かった、時代にトラクションのかかりやすい
リアエンジン-リアドライブというパッケージングで雪上ラリーのモンテカルロラリー
で、優勝しています。
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80年代の2代目、アルピーヌです。ヨーロッパの山岳路を警戒に駆け抜けていくさまが、見て取れるようです。この足の柔らかさ、ロールをうまく使った理知的で、合理的な設計がフランス車らしいと言えます。
非力ですが、車重の軽さと優れたトラクションが雪上では有利に働きました。
モンテカルロでは、FFではあるもののやはり軽量でトラクションのいいMINIクーパーも
同様の理由でみごと優勝しています。
雪上=低路面μ(ミュー)、つまり摩擦係数の低い条件で、クルマの
本質は試されます。通常路面で起こる、スリップやスピン、制動距離
トラクション性能などが、雪上では半分のスピードで起こります。
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当時のF1などでもおなじみ、フランスのタバコメーカー、gitane(ジタン)・ブルーがかっこいい! このころのモータスポーツってロマンあるよなぁ、、
車重が重ければその分、慣性力は大きくなり、
動き始めも遅くなり、止まるのにも倍の距離が必要になります。
タイヤを太くしても、摩擦係数には限界値があるので、雪上で
滑ることには変わりありません。
これは、クルマの運動性能の話をしているので、スタッドレスタイヤなら
滑らないという話とは違います。
スタッドレスは通常路面にはない雪を噛むことで摩擦係数を
上げています。それでも通常路面で、同じサイズのタイヤのグリップには
適いません。自動車の運動バランスの話をしています。
色々な理由で、現代のクルマは肥大化していますが、
どんな技術でも、物理の壁を越えることはできません。電子制御は
物理法則の中で、トルクを絞ったり、制動距離を伸ばして安定を
とったりしているだけなんです。
同じ条件なら、軽いのが一番に決まっています。
レース専用車を見れば、分かります。
ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなどグレード展開が複数ありますが、
『軽い』ほど『値段が高い』、上位モデル、高級モデルほど、軽量モデルなんです。
逆に高級車は、この慣性力を利用して車重を重くすることはあります。
運動性を犠牲にして、乗り心地を優先しているんです。
何が言いたいかというと、アルピーヌ、アバルト、マクラーレン、ロータスなど
レースが生んだメーカーは、軽さを絶対の価値に置いています。
高級車のメルセデスですが、そのスポーツモデルに『SL』と名付けています。
『SL』はイツ語で軽量スポーツカーを意味する「Sport Leicht」の頭文字、
英語でいえば、『Sports Light』、軽いスポーツカーという名を誇らしげに掲げています。
こと、スポーツカーに関しては、軽さにまさる正義はないんです。
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ルノー・イエローになってますが、アルピーヌのつもりです、、 2018年にA110はアイコンとして初代のデザインに寄せてましたが、つぎは モーターも載るでしょうし、全く違うデザインになるかもしれませんね、その方がフランスらしい とも思えます。
軽いから、サスペンションを固めなくても破綻しない。乗り心地を犠牲にせずに、
ロールもちゃんとするクルマになります。
軽いから、ブレーキも小さくできる、ブレーキが小さくなればバネ下重量が軽減できる。
バネ下の軽量化は、バネ上の軽量化の4倍の効果があると言われています。
アルピーヌやロータスはこういうことが最初から盛り込まれたクルマを作ります。
フェラーリやポルシェは、『軽量化ビジネス』に価値があると分かっていますので、
徐々に軽いモデルを出してきます。
これから電動化が進み、バッテリーの性能が上がり、バッテリーがより軽量化されれば、
重量物をFRだの、ミッドシップだの言わずに済みますし、間違いなくクルマ自体が軽量に
なりますので、エンジン車にはない別の運転感覚を楽しめるかもしれません。
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