こんにちは!
魔羅太郎です!
前回は60年代後半~70年代が、自動車デザインの
一種のピークだったみたいなお話をしました、、
これまでもレトロフィーチャーなデザインというのは
何度もなされ、それなりの反響を得てきましたね、、
有名なところでは、BMW傘下に入ってからのMINIとか、
それを見ていて乗っかったVWのビートルとか、フィアットの500とか、
アメ車のマスタング、カマロ、ダッヂとか、もっと遡ると、
マツダのロードスターなんかも、ロータスエランを現代風にアレンジしたら
というコンセプトで開発したそうです・・
ポルシェや、フェラーリなどは歴史的な名車のアイコンを、ブランドの
アイコンに替えて、既にブランディングの一部となっていますね、
歴史的に人気のある名車をアレンジすると、売れる風潮があります、、
やはりクルマという商品には、ストーリー、歴史、そういうものが重要で、
そうでない購買層は、なんかレトロなもの=かわいい、元ネタはしらないけど、
かわいい、、という印象を抱いているようです・・
2022年に発表された、7代目・フェアレディzも、2代目である、240zを
アレンジしたデザインになっていました、、
車体自体はカルロス・ゴーン経営下の日産から2002年に発表された
z33・フェアレディzのリデザインとリファインだったと思います、、
魔羅太郎は、このz33にマニュアル・ミッション乗ってたんですが、v6の
吹け上がりの重さ、車体の重さなど、戦車みたいなクルマでした。
多分にGTカーの要素が強いクルマでしたね、、
デザインはFRでもミッドシップでもない、新しいスポーツカーの形でした、
アウディのTTとか、キャビンがちょうど真ん中にあるようなプロポーション。
240zがFRらしいロングノーズ&ショートデッキ、リアタイアの直前にドライバー
が着座するパッケージだったのに対して、z33はメカニズムは古典的でしたが、
デザインは少し新しくしてみたかった、、という感じのデザインでした。
エンジンと居住空間を分けるフロント・バルクヘッド(隔壁)がプロポーションの
基準となるため、見かけ上はフロントガラスの位置を前後するだけで、
どうにでもできます。
新しいzは、よりレトロルックにするために、FRのプロポーションに
近づけてますね、、ただなんとなく、魔羅太郎的に刺さらないデザイン
になってしまいました、、80年代のz31、90年代バブルでバカ売れした
z32、そしてz33と、zのデザインはアバンギャルド路線だったので、
急なレトロ路線が先に言った、歴史やストーリーに合わなかったのかな、、
でもたしかに、30z(240Z)のデザインはFRの普遍的デザインですよね、
骨格からあのプロポーションを再現するつもりなら、もっといいものが出来たかも
しれませんね、、
911並みに低いボンネット
でも、Zはやっぱりとんがったデザインを期待してしまいます。
今後エンジン、モーター、ハイブリッドなどパッケージが変ったら、
FRのプロポーションにこだわらず、あたらしいスポーツカー像を
提案してほしいと思います・・
現実的なコンセプトデザインを作ってみましたが、
新しさがあるか、というとそうでもない気がします、、
いかがでしょうか、、?
つづきますっ!
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