こんにちは!
魔羅太郎です!
みなさんは『ブガッティ』というクルマを知っていますか、?
芸術的なエンジン、ボディワーク、レースでの戦績で1900年代初頭に活躍した、
伝説的な自動車メーカーです。
ブガッティの創始者、エットーレ・ブガッティは1881年、イタリア・ミラノの芸術家一族の家に生まれました。
若くして多くの自動車のエンジンの設計に携わり、さらに1909年には、自動車会社を設立、
自ら自動車の設計を始めるようになり、高級クラスの市販車とグランプリレースで活躍しました。
エットーレが設計したエンジンを搭載したクルマは、レースではフランス・グランプリでの勝利に始まり、
第1回、2回、3回モナコグランプリでの3年連続優勝、タルガ・フローリオでの優勝などの成績を残しました。
その後、自動車生産と並行して気動車、飛行機の設計を行ったが、商業的に成功しませんでした。
1939年、エットーレの息子、ジャン・ブガッティがレースカーのテスト中に事故死し、会社の業績も下向きとなり、
さらに第二次世界大戦でモルスハイムの工場は破壊され、エットーレ・ブガッティは1947年に他界しました。
その後は飛行機用エンジンを細々と生産していましたが、天才・エットーレが不在のブガッティは、
しずかにその栄光に幕を閉じたのでした、、
1987年、イタリア人実業家ロマーノ・アルティオーリがブガッティの商標を手に入れ、
イタリアのモデナにブガッティ・アウトモビリ(Bugatti Automobili S.p.A. )を設立。
1989年、ついにその復活プランが発表され、1991年にはEB110GTを発表することになりました。
アルティオーリはロータスも買収に走り、財政破綻、1995年にブガッティ・アウトモビリは倒産、
EB110も生産を終了しました。
倒産したブガッティの技術者たちはパガーニ・アウトモビリを設立、1999年にパガーニ・ゾンダを発売しています、、
そういわれてみれば、室内のスイッチひとつにまでこだわるホラチオ・パガーニの姿勢は、エットーレ・ブガッティの
思想に近いものを感じますね、、残念ながら復活したブガッティにそこまでのクオリティーはありませんでしたから、
パガーニでそれを実現したと思えます、、
その後、1998年にブガッティ・アウトモビリS.p.A.からフォルクスワーゲンAGが商標権を買い上げ、
2000年にブガッティ・オトモビルを設立しました。
新生ブガッティは、当時フォルクスワーゲングループ社長だったフェルディナンド・ピエヒの肝いりで、
w16型・クアッドターボエンジンを搭載し、ミッドシップ+4WD[,1000馬力越え、最高速度400Km/hを誇る
モンスター、『ヴェイロン』を発表しました。
その後基本的には、このヴェイロンをベースにマイナーチェンジのごとく、限定で新型を発表していて、
超高額車のジャンルのメジャーという感じです、、
最新に発表された、ワンオフの、・ボワチュール・ノワールは、13億8000万円とです。
ヴェイロンのアップデート路線にも限界がきたようで、この2024年6月20日に新型を発表するとアナウンスがありました。
パワートレインは、これまで同社のハイパースポーツカーに搭載していた8.0リッターW16気筒クワッドターボエンジンから、
新たにV16気筒自然吸気エンジンと3つのモーターを搭載したハイブリッドシステムが採用されるとのことです。
このエンジンはコスワースと共同開発されたもので、システム最高出力は1825psに達し
、動力は8速DCTを通じて全輪に伝えられると予想されています。
スペックについても期待されており、海外メディアでは0-100km/h加速はわずか2秒、
また停止状態から5秒未満で200km/h、10秒未満で300km/h、25秒未満で400km/hに到達すると噂されており、
実質上、前身モデルとなる「シロン」のスペックを超越するものだということです。
人間にその差は体感が難しいでしょう、ですがゼロ加速での体感Gでは、エンジンではモーターにかないませんから、
そこのところを複数のモーターの一つで補ってくるのかも知れませんね、、
ところで、ブガッティのブランディングについてですが、フォルクスワーゲングループには、高級GTにはベントレーがあり、
スーパーカーにはランボルギーニがあります。この中でブガッティは非常に特別な、コレクター向けの商品としての役割を与えられています。
そのほうが、グループにとって最も効率的に利益を生むカタチなのだと思います。
ですが、ブガッティにはタイプ57というGTカーの遺伝子もあるのですから、フロントエンジンの高級GTを望む声もあると思います。
すでに、ベントレーにはW16搭載車があるのですから、W16のチューニングバージョン、またはw18エンジン開発の実績もあるのですから、
W18を搭載したFR/GTクーペもいいんじゃないかなぁ、、、なんて思いますけど。
内外装についても、ベントレーが英国テイストであれば、ブガッティはイタリア、フランスのテイストで内装をまとめれば、
ベントレーとの住み分けが十分に可能なんではないかと、、
というわけで、ミッドシップハイパーカーばかり作っているブガッティが、フロントエンジンGTを作ったらという
テーマで画像生成してみました。自然吸気W16エンジンに、ハイブリッド過給で、排気量は4ℓ程度で
600馬力、4WD、内外装でベントレーコンチネンタルと差別化、上位車種というコンセプトになります。
つづきますっ!
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