美味しいものを食べた後にはモクモク……
前回、名古屋老舗のチキンライスを堪能した魔羅太郎。
いつものように食後のひと時を葉巻と共に過ごそうと、
行きつけのシガーバーへと向かったのでした。
魔羅太郎はバイクと並んで、葉巻を嗜好する男なのでした。
葉巻ってよくわかんないですよね?
タバコとの違いから語ってみましょう。
葉巻とタバコの違い
初めに言っておきますと、魔羅太郎は日常的にタバコを吸いません。
皆さん、タバコと葉巻の違い知ってますか?
実はどちらも同じタバコの葉っぱでできています。
葉巻が、乾燥させたタバコの葉を何枚か束ねて、さらにタバコの葉で巻いたものであるのに対して、
いわゆるタバコは細かく刻んだタバコの葉を紙に巻いて仕上げています。
この時、多くのタバコには燃焼促進剤が入れられています。
この燃焼促進剤のおかげで、タバコは火をつけて放っておいても燃え続けます。
灰皿の上でいつの間にか燃え尽きてるってことも起こります。
葉巻の方は2~3分も放っておくと火が消えてしまうんです。
自然の葉っぱを燃やしているだけだから、吸って火をたててやらないと消えてしまうのです。
しかも、いわゆるプレミアムシガーと呼ばれる葉巻は、
普段湿度70パーセント前後の保管室で管理されているため、少ししっとりしています。
しっとりしてるから、じわじわ燃えるけど放っておいたら消えてしまう。
このしっとり加減が大事なのですが、それについては、また今度。
しっとりした、乾かしただけの葉っぱだから、ほっといたら消えてしまう。
あと、葉巻は吸っても肺にまで入れません。
口腔内や鼻腔で漂わせて煙の風味や後味などを楽しむものです。
そもそも、普通のタバコも戦後しばらくまでは肺にまで入れる事は一般的でなかったようです。
キセルで吸うタバコなんかも。その当時タバコは、いわゆる両切りでフィルターが付いてませんでした。
葉巻ほど煙の量が多くなくても、それなりにキツいですから、燻らせる吸い方が一般的だったんです。
ところが、高度経済成長期、食べるだけで精一杯だった日本人が少し豊かになってくると、健康ブームがやって来ます。
スタイリーなんて知らない人多いですよね?w。プレビュー
その時にフィルター付きタバコが登場。フィルター付きはタルいので、肺まで入れないと吸った気がしない。
ここで、葉巻とタバコは枝分かれしていったわけです。
葉巻も口腔内の粘膜からニコチンが入ってきますが、肺から入れるほどではありません。
だからといって、身体に影響がないとは言いませんが、自然の葉っぱが燃えてる煙ですから、
焚き火のそばで吸うケムリとあんまりちが…まあ、やめときますw。
タバコと葉巻のいちばんの違いは目的そのものの違いとなりました。
タバコを吸う目的は気分転換もありますが、やめられない人にとって多くの場合、ニコチン摂取。
葉巻は煙そのものより、食事や飲酒、(特にウイスキーなんて最高(*°∀°)=3)、音楽など煙が漂う場や空気感を楽しむものなんです。
つづく!
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