こんにちは!魔羅太郎です!
前回、「旧約聖書」のなかの「イザヤ書」に「東の果てを目指せ…」という記述があったことを紹介しました。
「日ユ同祖論」(にちゆどうそろん)という言葉があります。あまり、馴染みのない言葉だと思いますが、
ひと昔前、魔羅太郎が小学生のころは「都市伝説」的に語られていました。
簡単に言うと、日本人と古代ユダヤ人が同じ祖先を持つという説です。
この説の起源は以外に古く、明治時代に来日したスコットランド人のノーマン・マクラウドという人物が、
日本と古代ユダヤの共通性に気づき、世界で初めてこのことを発信しました。
大正から、昭和の初めまで、かなり真剣に議論されましたが、当時の世界的な「反ユダヤ」の動きの中で、
結局は「仮説」止まりとなり、「都市伝説」的に語られるようになっていました。
しかし、近年の「遺伝子ゲノム解析」技術の著しい進歩によって、遺伝子的に我々「日本人」の「古代ユダヤ人」が兄弟だと分かったんです。
簡単にいうと、遺伝子のY染色体の塩基配列はDNA国際分類法によってAからRまでの18種類に分類されます。
全然簡単じゃないですねw。
ようは18種類ある型のなかのDとEだけが特別な変異塩基配列を持っていて、これを「yap因子」と呼ぶんですが、
この特徴は、アフリカの一部とメソポタミア地域、イタリア南部、チベットと日本にしか見られないものなんです。
日本の周辺諸国にはほとんど見られません。現在、イスラエルという国に住むイスラエル人は白人が多いので、
にわかに信じられない人も多いと思います。
一般に言う「ユダヤ人」というのは、「ユダヤ教」を信仰する人のことで、民族的な「ユダヤ人」は現代には存在しません。
現代のユダヤ人は「アシュケナージ系」と呼ばれていて、人種を問わず「ユダヤ教」
を信仰する人の呼び名です。主に、ヨーロッパ出身の白色人種です。
もう一方で「スファラディ系ユダヤ人」というのがあって、こちらは「古代ユダヤ人」で遺伝子的な一民族でした。
さらに、こちらは我々「日本人」と同じ「有色人種」
です。
ヨーロッパの宗教画に描かれる「イエス・キリスト」は「白人」であることが多いですが、
キリストは民族的な「ユダヤ人」ですから、本来はれっきとした「有色人種」です。
ローマ帝国でキリスト教が「国教」になった頃から、キリスト教は白人のものとなり、
キリストを白人として描くようになったんです。
また、話が逸れてますねw。
すみません、
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