魔羅太郎と黒光りZの旅 特別編3

こんにちは! 魔羅太郎です!

 

さて、今回のコンセプトカーは「もし、フェラーリがBEVを作ったら」というお題で制作してみました。

AIジェネレーターで制作するからと言って、ボタンを押せば出てくるものではありません。

アタマの中に形がイメージとしてなければ、プロンプトに変換できません。

そして、クルマ、とくにスポーツカーはデザインと機能性は切っても切れない関係にあります。

今回のテーマである、純粋な電動モーターを使ったフェラーリ・コンセプト。
ラグジュアリーよりも、F40のような走りに特化したモデルを妄想してみたいと思います。

エンツォの遺産、F40・コンペティツォーネ。

鋼管溶接トレリスフレーム。80年代まで使われたシャシー。

 

 

まず、プラットフォームはカーボンの浅いバスタブ型、高効率のバッテリーを敷き詰めて高剛性のシャシーの一部にします。

エンジンカーとちがって、ドライブシャフトやエギゾーストパイプがないので、車体の裏側は完全なフラットを実現できます。

イメージ図

 

これにより、床面の空気の流速が上がり、F1のウイングカーのように路面に吸い付くような効果が得られます。
その効果は、おそらく時速100kmでもわかるほどだと思います。

ボディー側はフロントにも、リアにもエンジンが無いのでフロントボンネットはミッドシップのように低くでき、
リアはフロントとサイドから空気を抜く構造にできるので、車体全体をウイング構造にすることができます。

バッテリーも効率的にパワーを引き出すためには、ガソリンエンジンと同様、『冷却』が重要になります。
ボディー内の空気の流れは、バッテリー冷却と、ウイング効果に利用され、床下の空気の流速をボディー上面の空気の流れより
早めることで、車体と路面の間に『負圧』を生んで大きなエアロパーツが無くても十分に空力効果を利用できる、
空力とバッテリー冷却という条件同時に満たすパッケージングという事です。

車体の中は、エンジン車よりも空間が取れるので、サスペンションアームもレーシングカー並に長くできます。
モーターはインホイールモーターにします。4輪独立制御、バイワイヤーなので好みの挙動を選べます。

車重に関しては、軽くするのは難しいですが、床面という車体の中でいちばん低いところにあるので、
クルマの挙動はエンジンのミッドシップより良いはずです。

ドッシリしているのに、なんか上半分は軽いという、エンジン車にはない感覚になりそうです。

さて、そんな感じでイメージをAIに伝えて、F40や、それにつづくストラダーレ達のイメージも盛り込んで生成したのがこちらです。

 

 

魔羅太郎的にはなかなか良い出来だと思います。ただ、魔羅太郎は電動フェラーリにもうひとつの可能性も感じています。それは次回お届けします。

 

つづきます!

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