こんにちは!
魔羅太郎です!
前にトヨタに、MR2を復活させる計画が
あるかも知れない、という記事がありますが、、
というお話をしました。
フィアットX1-9。
FF用のエンジンを180度反転して、
ミッドシップに搭載、既存のコンポーネンツを使い、
2シーターのリア駆動エンジンを構築する手法で作られた、
量産仕様のミッドシップスポーツでした。
FF用のエンジンは横置きになるので、
ミッドに積んでも横置きは変わりません。
ミッドシップなら、縦置きにしたいところですが、
生産コストがかさんで高価なクルマになってしまう。
横置きミッドシップのメリットはコストを抑えて、
まがりなりにもミッドシップが作れること。
反対に横置きのミッドシップで大きなデメリットは二つあります。
一つは横に長くなることで、サスペンションを取り付ける
スペースがなくなってしまうこと。
サスペンションアームの長さが制限されてしまうので、
結果として、大きな入力に対して接地面を最適に
維持することがむずかしく、サスを動かさないように
セッティングする必要が生じ、セッティング自体が硬くなってしまう。
当然、突き上げがひどくなり、低速での乗り心地が悪くなります。
二つ目に、物理的なヨーモーメントが大きくなります。
重心から離れた位置に重量物があるほど、慣性力が強まり、
Z軸方向の回転運動の収束性が悪くなります。
簡単に言うと、左右に曲がるときに回転方向の動きが
治まりにくくなるので、アンダーステアやオーバーステアなどを
誘発しやすくなります。タイヤのグリップ力を越えると途端に
スピンモードに陥ってしまします。
この二つの欠点はエンジンが長く、大きく、重くなればなるほど、
助長されます、、つまり、エンジンを小さくしてしまえば、これら二つの
欠点はほとんど目立たなくなります。
エンジン形式は4気筒~3気筒、2.0~1.5リッターが
適切な排気量になります。
パッケージングでした。
トヨタはハチロクレビンや、トレノの後継車として
MR-2を開発しました、、角ばった初代MR-2のデザインはトレノやセリカに
通じるデザインです。
この軽量小型なエンジンが前提のミッドシップスポーツをベースに
トヨタは当時グループBと呼ばれたレースカテゴリーでラリー参戦する
計画がありました。開発コード『222D』。
横置きエンジンを縦置きにして、4WD化、
1トンそこそこの車体に500馬力と、ミッドシップのトラクション、
旋回性能を盛り込んだ意欲作でした。
早くなりすぎたグループBは、カテゴリーの見直しに迫られ、
このモデルはレースに参加することなく、お蔵入りになってしまいました。
【トヨタ222D スペック】
●全長×全幅×全高=3985×1880×1290mm
●ホイールベース=2470mm
●車重=1023kg(一次試作目標値)
●エンジン=直4DOHCターボ
●排気量=2053cc(3S-GTE改)
●最高出力=500ps以上
●サスペンション=前後ダブルウイッシュボーン
●駆動方式=4WD
直線的なデザインが、いま新鮮!
こんど、もしMR-2が復活するなら、小型軽量、AWDは
アリかもしれません、操縦安定性が確保できますし、
電気モーターを使って4輪独立で4WDにして、電気モーターを使った
ターボ、ハイブリッドにすれば日本車らしい小粒でテクノロジーの詰まった、
現実的なスポーツカーになるかもしれません、、
デザインはあえて、『222D』を現代風にアレンジしたものにします、、
直線的なデザインが新鮮に映りますね、、
つづきますっ!
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