魔羅太郎と黒光りZの旅 コンセプトカー編#30

こんにちは!
魔羅太郎です!

今回のテーマは、アルファロメオです、
イタリアの名門にして、メルセデスと双璧をなす、
最古の現役自動車メーカーのひとつです。

この箱バコしさ、、これがハコ車レースで速いんだからカッコいいじゃないですか!

少し近代化された『ヌォーバ(新しい)・スーパー』。実車見ると、かっこいいです、、あと、 ミッションがポルシェ・シンクロなのでまさに『蜜ツボをかき回すような』感触で素晴らしい、、

戦前は、F1やヨーロッパ公道レースなどで
活躍、使用したレースカーにワンオフのボディを架装して
富裕層向けの商売をしていました。
現在のハイパーカー、スーパーカーの先駆けですね。

ジュリア・クーペ、いわゆる『段付き』とよばれるフロントボンネット前端のデザイン。ベルトーネデザインが美しい、、

ヨーロッパ・ハコ車レースを席巻した名車、GTA。オールアルミDOHC・4バルブ直4エンジンにアルミボディを架装した戦闘機、FRスポーツGTの鑑、かっこいいです

戦後は、敗戦国となった影響で
一転して量産乗用車メーカーとなりましたが、
OHVエンジンが主流の時代に、DOHCのヘッドを持つ
16バルブエンジンを載せたセダン、クーペを生産。
各種ハコ車レースを席巻し、かつてのF1覇者の
実力を見せつけました。

このアルミブロック直4DOHCエンジンを設計した
ジョアッキーノ・コロンボは後にフェラーリでエンジン設計を担当しました。
(フェラーリ創始者のエンツォ・フェラーリ自身が、若いころ
アルファロメオの契約ドライバーでした。)

この地味なセダンの中身が、ふつうにスポーツカーです

フロントエンジン縦置きFR,リアシート下にギアボックスを置く『トランスアクスル』にして前後重量配分を50:50に、乗員スペース(特にドライバーの足元)もFF車並みに広くなっています。さらに通常リヤタイヤホイール内にあるブレーキディスクを車体中央に寄せて、バネ下重量を軽減した『インボード・ディスク』採用。2リッターセダンにこkまでするかのメカニズム。整備性が悪く、売れませんでした、、デザインはジウジアーロ。これ、乗ってました。

リアに移されたミッション、トランスアクスル。その真横にブレーキディスク、これがインボードディスク。リアサスは半独立懸架の『ド・ディオン・アクスル』、ファミリーカーのメカではないです、、

これは現行GTRですが、後ろにミッションがあるトランスアクスルを採用してます。

 

そんな、戦後アルファロメオの名車はたくさんありますが、
1960年代に生産された、セダンの『ジュリア・スーパー』、
クーペの『ジュリア・スプリント』系が有名ですね。
70年から80年代は『ヌォーバ・ジュリエッタ』、『75ツインスパーク』とつづき、
アルファのFRスポーツセダン・クーペの歴史はいったん、ここで
途絶えます。

フィアット傘下になってから、上の地味なデザインから、この『75ツインスパーク』に 変更されました、最後のFRと言われていたので、後期はエヴォルツォーネも出て、人気車でしたが、 いかんせんマニアックなクルマです

FF時代の人気車155。イギリスのBTCC、ドイツのDTMを席巻、荒らしまわってアルファの実力はいまだ健在をアピールしました、アルファのレース車両はカッコいいです

DTM仕様の155、隣のメルセデスCクラスevoとくらべてもかっこよすぎる

 

90年代には、フィアットと共用プラットフォームの『155』、『156』
はFFのスポーツセダンでした。それでもDTMなどのレースで活躍し、
アルファロメオのブランドイメージは崩れることはありませんでした。

FRで復活したジュリア、セダンとしてはこれが最後になるのか、、?ぜんぶSUVにする必要ないだろ、、

 

そして、2016年に待望のFRプラットフォームで
『ジュリア』が復活、限定でGTA、GTAmも発表され、
往年のアルファファンを喜ばせましたね、買えた人は
ほんとに羨ましい、、

ここから、アルファロメオが本格的に復活、
ジュリエッタもFRでBMWのM2みたいな、小型FRが
出るのかなと思いきや、SUVになっちゃいました、

時代の趨勢とはいえ、なんか寂しい限りです、、
今回のコンセプトは、ジュリアの後継FRセダンです。

 

アルファのセダンは癖があってナンボ

アルファのセダンは癖があってなんぼ。フロントの角張がカッコいいと思いますが、いかがでしょう?

 

往年の角ばったセダンの特徴を取り入れてみました、
いかがでしょうか、?

つづきますっ!

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